試合ルール


1条 論題

本大会では,主催者が定めた論題について試合を行う。論題に付帯文がある場合には,論題の一部として扱うこととする。

 

2条 チーム構成

本大会では,2名から6名でチームを編成することとする。ただし、大会を通じて、全員が試合に出場すること。また、質疑を除いて、同一選手による連続スピーチを禁止する。

 

3条 各パートの役割

1、肯定側立論は,論題を実行するための具体的手法をプランとして示し、そのプランからどのようなメリットが発生するかを論証する。 否定側立論は,現状維持の立場をプランとし,主に肯定側のプランからどのようなデメリットが発生するかを論証するものとする。また、肯定側の定義に異議を唱える場合は、否定側立論にて論題充当性(トピカリティ)の議論を出すこととする。

2、第一質疑では立論の内容などについて質問を行う。質疑での応答は立論の補足として扱われることとする。

3、反駁は,相手のメリット(あるいはデメリット)に対する反論を行う。

4、第二質疑では反駁の内容などについて質疑を行う。立論に関して質疑を行うことも認める。質疑での応答は反論(あるいは立論)の補足として扱われることとする。

5、再反駁は、相手から反駁されたことに対する再反論を行うこととする。

6、総括は、個々の論点をまとめ、メリットとデメリットの大きさの比較を行うこととする。

 

4条 無効議論

1、以下の議論は公平性の観点から無効議論とし、審判は試合の判定から該当する議論を除外するものとする。

A.反駁以降で提出されたメリット及びデメリット(新しい議論)。ただし、相手のメリットおよびデメリットの発生過程が逆方向に向かうという反駁、相手のメリットおよびデメリットが実は良いことではなく悪いことであるという反駁(ターンアラウンド)はこれに該当しない。

B.再反駁以降でメリットまたはデメリットに対して行われた新しい反駁(遅い反論)

C.総括で行われた新しい根拠を伴う再反駁(遅い反論)

D.肯定側反駁における否定側反駁への反論(早い反論)

E.否定側再反駁における肯定側再反駁への反論(早い反論)

2、無効議論に該当するか否かはディベーターの議論を踏まえ、審判が判断するものとする。

 

5条 証拠資料

1、議論の論証のために,証拠資料をスピーチで引用することができる。ただし、引用できる証拠資料は事前に主催者側から配布されたもののみとする。

2、1に定める資料に違反するかどうかは選手がスピーチ中、もしくは試合終了後に指摘する。疑義を出された側が問題がないことを試合中または審判が判定を下すまでに明らかにできない場合は審判は該当資料を判断から除外するものとする。

 

6条 反則行為と処分

1、以下の行為を反則行為とし当該行為が行われた場合、敗戦や大会失格等の処分の対象となる。

A)証拠資料の改ざん

B)大会運営に著しく支障をきたす行為

2、1の判断は主催者が行う。

 

7条 判定

試合の判定は,審判が行う。メリットがデメリットより大きいと判断される場合には肯定側の勝利,そうでない場合には否定側の勝利とする。

 

8条 ポイント

1、審判は各パートにおいてスピーチ内容を採点する。各パートそれぞれについて5段階で採点し,合計したものをチームの得点とする。

2、各パートで採点する項目は次の通り。

A)分析(マクロ)

B)理由付け(ミクロ)

C)スピード

D)表現の工夫

E)構成

3、主催者は,以下に該当する場合において、チームの得点から減点することができる。

A)  立論原稿の文字数が受付段階で規定の文字数をオーバーしている場合。

B)  立論原稿の文字数が受付段階でカウントが困難な場合。

4、審判は、以下に該当する場合において、チームの得点から減点することができる。減点は判定を出すまでに行うこととし、ポイントシートに記入することとする。

A)著しくマナーに反する行為があった場合

B)試合進行に支障をきたす行為が行われた場合

2016年5月4日

Japan Debate Open Tournament 実行委員会